アドミッション・ポリシー(2021年度以降入学者向け)

経済学部

経済・経営学科

求める学生像(求める能力・適正等)

(全学共通)国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様かつ幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。

経済・経営学科では、その特色ある教育課程により、学生は自己の問題関心に応じた体系的な科目履修が可能である。その結果、現実感覚や問題解決能力、外国語能力に基礎付けられた国際性、さらには、幅広い教養を養うことができる。先端的科学技術の急速な発展や経済のグローバル化・市場経済化の進展などによって大きな変容を遂げつつある現代の経済社会に深い関心をもち、経済学・経営学の基礎理論や幅広い教養を身につけ、さらに、豊かな国際感覚を磨くことを通じて、人類が直面している種々の問題に積極的に取り組んでいこうという気概をもった皆さんが、経済・経営学科に興味をもち、入学されることを期待している。

そのために高校では、基礎的科目としての国語・数学・外国語の諸科目をしっかりと勉強するだけでなく、地歴・公民の諸科目をできるだけ満遍なく学習することが重要となる。また理科の諸科目も経済発展と密接不可分な科学・技術を理解するために学習することが求められる。

求める学生像と学力3要素との関係
  1. 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
  2. 思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代の経済社会への深い関心。人類が直面している種々の問題に積極的に取り組んでいこうという気概。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。常に自らを向上させようとする意欲。
入学者選抜方法との関係
1.知識・技能 2.思考力・判断力・表現力等の能力 3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
一般選抜
(前期)
大学入学共通テスト
個別学力検査
個別学力検査 調査書
一般選抜
(後期)
大学入学共通テスト 小論文 調査書
総合型選抜 大学入学共通テスト 小論文 面接
調査書、志望理由書等

経済工学科

求める学生像(求める能力・適性等)

(全学共通)国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様かつ幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。

経済学部経済工学科では、最先端の内容を含む経済理論、数量、情報科学の方法を活用して分析を進め、これらの結果を評価し、社会、経済における政策や戦略に応用、実践できる人材の育成を目指している。このため経済学の勉学の土台となる国語力、社会に関する一般的基礎知識、数学(微積分、確率・統計、行列などは大学で経済学を学ぶ際、特に重要であるが、受験のためには所定の数学を満遍なく学習する必要がある)をはじめとする数理的知識、また、現代社会に対する多様な関心、好奇心を持つ学生の受け入れを重視する。

求める学生像と学力3要素との関係
  1. 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
  2. 思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代社会に対する多様な関心、好奇心。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。常に自らを向上させようとする意欲。
入学者選抜方法との関係
1.知識・技能 2.思考力・判断力・表現力等の能力 3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
一般選抜
(前期)
大学入学共通テスト
個別学力検査
個別学力検査 調査書
一般選抜
(後期)
大学入学共通テスト 小論文 志望理由書
調査書

経済学府

経済工学専攻

求める学生像(求める能力・適性等)

経済学府経済工学専攻では、次のような入学者を求める。

(修士課程)

  1. ・経済現象に対する関心と探究心、研究に対する意欲を持ち、主体的に研究に取り組むこと。
  2. ・専門領域の基礎知識を身につけ、それを応用、展開させることを通じて自らの専門性を深めること。
  3. ・研究では、数理的思考、数量、情報科学の方法を活用して分析を進め、これらの結果を評価し、政策的な応用を志向すること。

(博士後期課程)

  1. ・修士課程入学者に求める上記の資質や態度に加え、自ら諸問題を発見して研究課題を設定し、倫理観を持って継続的に研究活動を行う資質や態度を有すること。
入学者選抜方法との関係
修士課程では、研究遂行上必要な専門科目の能力と英語力を審査する。博士後期課程では、英語の能力に加えて、修士の学位論文またはこれに代わる論文の論文審査、提出論文と研究計画書に基づく口頭試問によって研究能力を審査する。

経済システム専攻

求める学生像(求める能力・適性等)

(修士課程)

経済システム専攻修士課程では、その特色ある教育課程により、高度な専門性を有し、複合的な分析能力を駆使して、研究者や専門職業人として、国際的に活躍できる能力を養うことができる。
 先端的科学技術の急速な発展や経済のグローバル化・市場経済化の進展などによって大きな変容を遂げつつある現代の経済社会に深い関心をもち、経済界やビジネス界に通用する高度な専門知識や国際コミュニケーション能力を有する人材、公認会計士や税理士などの専門職資格の取得、およびアナリスト、コンサルタント、国家公務員などの高度専門職業人を目指す皆さんが、経済システム専攻修士課程に進学されることを期待している。

(博士後期課程)

経済システム専攻博士後期課程では、その特色ある教育課程により、高度な現実感覚や問題解決能力、外国語能力に基礎付けられた国際性、さらには幅広い教養と高度な専門性を養うことができる。
 先端的科学技術の急速な発展や経済のグローバル化・市場経済化の進展などによって大きな変容を遂げつつある現代の経済社会に深い関心をもち、現代社会において生起する種々の問題を冷静かつ客観的に観察・分析し、それを踏まえて深く課題を探求し、問題の解決方向を見出していくための理論・方法を提示できる学術研究者・高度専門職業人を目指す皆さんが、経済システム専攻博士後期課程に進学されることを期待している。

産業マネジメント専攻(専門職大学院)

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