南信子基金

南信子教育研究基金

「南信子教育研究基金」は、税理士をされていた南信子氏のご遺志により、南氏のご主人の出身大学である九州大学における教育・研究活動を支援するために設立された基金です。この基金は、経済学部の学生や経済学府の院生に対する勉学支援、経済学研究院の教員に対する研究奨励に大いに役立っています。
経済学部・経済学府の学部生や院生に対する勉学支援では、先ず、優秀な卒業生や修了生(学部卒業論文、修士論文等)に対して南氏の名前にちなんだ「南賞・優秀賞」を授与しています。これまで多くの優秀な論文等に「南賞・優秀賞」が授けられてきています。授賞は、毎年3月の卒業祝賀会の際に行われます。また「南賞・優秀賞」受賞論文は、毎年4月発行の『経済学研究』(九州大学経済学会)の別冊に、論文要旨等が掲載されています。「南賞・優秀賞」は、学部生や院生の勉学の意欲を大いに高めています。
勉学支援では、他に院生による全国規模の学会での研究報告への支援などを行っています。院生が学会で報告する際の貴重な支援となっています。この補助により、多くの院生の学会報告が可能となっています。
また、教員に対する研究奨励として、准教授・講師の若い先生への出版奨励を行っています。
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