<マクロ経済学入門2006>

経済に対するマクロ的な見方の入門コースを提供することを目的とする.1年前期の「現代経済」でマクロ経済学の初歩的な考えを習得したことを前提として行う.メインのテキストとしてマンキューの「マクロ経済学I,II」を用いるが,それに限らない.必要に応じて,ブランシャールの「マクロ経済学上・下」やスティグリッツ「マクロ経済学」を参照する.すべてのテキストを購入する必要はないが,どれか1組を手元に置き,他の本に関しては図書館や友人等を通じて借りて読む程度でも問題はない.もちろん,他のマクロ経済学関連の本で有益なものはたくさん存在するので,与えられた物以外に積極的に取り組み知識を吸収する努力を行ってもらいたい.また経済学的な思考法を日常問題と絡めて身につけるために,適宜「裸の経済学」からレポートを課す.

<内容>

  • 1. IS-LM分析
  • 2. 期待の役割
  • 3. 開放マクロ経済学
  • 4. インフレーション,失業
  • 5. 経済成長
  • 6. マクロ経済政策論争

    <テキスト・参考文献>
    マンキュー マクロ経済学I,II
    ブランシャール マクロ経済学上・下
    スティグリッツ マクロ経済学
    マンキュー 経済学IIマクロ編
    脇田 マクロ経済学のナビゲーター
    ウィーラン 裸の経済学