特色ある研究の紹介

経営慣行の普及に関する研究

  • 内田大輔准教授

研究概要

本研究は、経営組織論における主要なテーマの一つである経営慣行の普及に注目している。より具体的には、日本企業のコーポレート・ガバナンスに関わる経営慣行を分析対象に、(1)なぜ企業は経営慣行を導入するのか、(2)経営慣行の導入はどのような影響を企業に与えるか、(3)なぜ企業は、ひとたび社会に普及した経営慣行から逸脱するのか、を実証的に検討している。

研究の特徴

【学術的意義】
日本企業の株主総会における集中日開催という経営慣行に注目し、その経営慣行が企業にどのような影響を与えているか、また、その経営慣行から企業はどのように逸脱していったか、を検討した論文はそれぞれ、経営学領域のトップジャーナル2誌に掲載されている((1)、(2))。また、日本企業の執行役員制度を事例に、なぜ企業は経営慣行を導入するのかを分析した成果「The consequence of differences: how heterogeneity in practice adaptations affects the diffusion process」は、アジア太平洋地域の経営学領域において最も権威のある査読付き専門学術雑誌Asia Pacific Journal of Management (IF=2.737)に掲載アクセプトされ、2019年6月にオンライン掲載された。

関係する研究成果(*印は査読付, +印は招聘)

【論文】
(1) * 内田大輔「株主による企業への関与: 日本企業の株主総会に関する実証分析」,『組織科学』, Vol. 50, 2016, pp. 55-68. (https://doi.org/10.11207/soshikikagaku.50.2_55).

(2) * 内田大輔「経営慣行からの逸脱行動:株主総会開催日の分散化を事例に」,『日本経営学会誌』, Vol. 37, 2016, pp. 51-63. (https://doi.org/10.24472/keieijournal.37.0_51).

研究に携わる教員

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