菅 史彦ゼミナール

担当教員
菅 史彦

経済学研究院 経済工学部門 政策分析講座

研究テーマ
  • ライフサイクルモデルを用いた実証分析
  • 個票データを用いた、家計・個人の資産形成や就学・就労行動に関する実証分析

ICT技術の発展により、データ分析の技術や知識が活きる場面が増えています。自分や他人の主張・アイデアが正しい、あるいは間違っていることを示したいときに、データ分析は強力なツールになります。また、世の中にはデータを使った嘘やごまかしが溢れており、そういったものに惑わされないためにも、データ分析の基本的な知識は役に立ちます。
データ分析にも様々なトピックがありますが、菅ゼミでは因果推論をメインテーマに据えています。因果推論とは、データから変数間の因果関係を見出す手法のことです。一般に、相関関係(二つの変数が連動していること)は、必ずしも因果関係(原因・結果の関係)を意味するとは限らず、見せかけの相関や逆の因果に多くの人が騙されがちです。因果推論を学ぶことで、どのような情報や変数があれば、変数間の因果関係を証明することができるのかを知ることができます。
本演習では、データ分析(統計学・計量経済学)、特に因果推論に関する基本的な知識を身に着けてもらうとともに、実際に統計ソフトを使ってみることで、データ分析の技術を習得してもらうことを目的としています。それにより、データを使って何が出来て、何が出来ないのかを知り、皆さんがデータ分析を将来の仕事や日々の暮らしに役立てることができるようになることを目指します。
ゼミは基本的には3、4年生合同で、大学院生にもたまに参加してもらう予定です。

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