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経済学府博士後期課程3年の江口修平さんが情報通信学会論文賞を受賞されました!

公開日:2026.08.19

情報通信学会論文賞は学会誌に掲載された投稿論文の中から、特に優秀な論文を選び、その著者に贈呈する賞で、2026年6月28日に開催された第54回学会大会総会において3編が表彰されました。

 

・該当論文について

【論文名】イノベーション普及モデルを用いた携帯電話普及成熟期の特定―世界215カ国・地域を対象とした実証分析―

【著者】江口修平、篠﨑彰彦

【概要】本研究では、世界 215 カ国・地域を対象に携帯電話の普及が成熟期に達しているか否か、達しているとすればいつかを検証するべく、Rogers の S カーブ理論に基づき、Logistic モデルを用いて 実証分析を行った。1990 年から 2020 年までの期間を分析した結果、2000 年代後半から 2010 年代 前半を中心に 209 カ国で成熟期が確認された。所得グループ別にみると、2008 年の高所得国に続き2013 年から2014 年にかけて高中所得国、低中所得国、低所得国でも成熟期を迎えていることが明らかとなった。各国における普及の飽和水準は、各グループ間・グループ内で開きがあり、特に所得水準の低いグループでバラツキが大きいこと、加速期から成熟期までの期間は、高所得国よりも 中所得国や低所得国の方が短く、水準だけでなく速度の面でも携帯電話が Leapfrogging 型に普及していることが判明した。

 

【受賞理由】

本論文は、携帯電話普及の成熟期という当学会にとって重要な論点を扱い、215カ国・地域を対象とした大規模かつ包括的な実証分析を行った点を高く評価した。特に、「209カ国・地域で2000年代後半から2010年代前半を中心に成熟期を迎えた」という明確な結論と、既存理論モデルに基づく丁寧な分析過程が評価され、当学会への貢献度が大きいものと考えられる。

 

下記のとおり学会のHPに結果が公開されております。
(http://www.jsicr.jp/publication/award/index.html)

 

写真:表彰状

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