卒業生・修了生からのメッセージ

中島 蓮

中島 蓮さん

NAKASHIMA Ren

九州大学 経済学部 卒業(2022年3月)

(株)ベネッセコーポレーション

今このページを読んで下さっている皆様は、「九州大学や経済学部では何が出来るのだろう」という期待と不安があるのではないでしょうか。もちろん、唯一の答えがあるわけではありません。本人次第で何でも出来るからです。皆さんの大学生活が実りあるものになるためにも、私の学びと経験を少しばかりお話したいと思います。

私が大学生活で学んだことは、「自分の興味関心事にチャレンジしてみることの大切さ」です。2つの経験をお話します。1つ目は、ゼミです。ゼミとは、自分の興味のある分野の先生のもと、各々が決めた研究を協力して行う少人数クラスです。私は情報経済のゼミで、大好きなeスポーツを題材として研究しました。キャンパス内の充実した図書館や施設を利用しながら、先生や先輩方、優秀な仲間にアドバイスを頂き完成したゼミ論は、情報通信総合研究所のディスカッション・ペーパーにも掲載することができました。先行研究の少ない研究テーマでしたが、研究室の皆さんとブレーン・ストーミングを重ね、分析手法を学んだり、文献を集めたりと、アクティブな学びを実践することが出来ました。

2つ目は長期インターンです。経済について、「実社会で色んなことを学べそう!チャレンジしたい!」と思い、いくつかの企業で取り組みました。決して就活のために取り組んだわけではありませんが、特に映像やデザインについて学んだことで、様々なプレゼンの機会に活かすことができました。インターンで体験した締切の厳しさや念入りな調査などは、学生生活においても提出期限を守ることや、卒業研究の調査でとても役立ちました。

こうした学生時代の経験から、私が皆さんに伝えたいことは、「自らの興味関心に是非チャレンジして欲しい」ということです。九大にはその環境があります。皆さんも、大学で学びたいことやチャレンジしたいことを見つけ、のびのびと、かつキビキビと過ごして頂きたいと思います。

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