

光吉 佑莉加さん
MITSUYOSHI Yurika
九州大学経済学部卒業を経て
九州大学経済学府修了(2025年3月)
デロイト トーマツ ファイナンシャル
アドバイザリー合同会社

「まさか6年も通うことになるなんて。」大学生活を振り返ると、そんな言葉が浮かんできます。正直なところ、私はそこまで経済学に興味があったわけでもなく、とりあえず将来の選択肢が広そうだからという理由で入学したに過ぎませんでした。このページを読んでいる方の中にも、将来に対する漠然とした不安を抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。大学での過ごし方の一例として、私の経験をお話ししたいと思います。
1年次には、必修科目の経済学入門を受講しました。高校で学んだ政治・経済の科目は、私にとってはただの暗記科目であり、無機質なものでしたが、大学の講義では、複雑な事象をシンプルに捉え直し、経済学の基本概念を基に現実の経済を分析しており、経済学を身近に感じられるようになりました。2年次には、コロナ禍で自分自身を見つめ直す中で、専門性を武器に幅広い業界で活躍できるようになるため、公認会計士のスクールに通い始めました。これが現在の仕事に繋がります。
3年次には、会計以外の専門性も身に着けようと、情報経済のゼミに入りました。ハードな生活に音を上げることもありましたが、何事も鵜呑みにせず自分なりに考え、仲間と何度もディスカッションを重ねた経験は、今の私の礎になっています。4年次には、更に専門性を高めるべく、大学院進学を決めました。既存の研究では明らかにされていない新たな領域に取り組むことを求められ、戸惑いを感じることもありましたが、研究室の先生や院生とディスカッションを重ねる中で次第に問題意識が明確になり、いつしか研究にのめり込んでいきました。大学時代にしかできない、貴重な経験ができたと思います。
最後に、大学生活では、思い切って新たな場所に飛び込んで欲しいと思います。ここまで私の大学生活について真面目にお話ししてきましたが、経済学部は自由度が高く、工夫次第でどんな道でも切り拓いていける場所だと思います。異なるバックグラウンドを持つ人と積極的に交流しながら、自分の進む道を見つけていただけたらと思います。